トレッキングとはヒマラヤの山麓を歩きながら旅行をするもので、自然の中を歩くという点ではハイキングと同じです。
山々を眺めながら街道の生活を垣間見ることができるのもトレッキングならではの楽しみといえます。
ネパール・ヒマラヤでのトレッキングというと、一般的に日本の山を登りつくした熟達者やヒマラヤ登山を目指す登山家が対象と考えられるかも知れません。
しかし実際には、3000m以下の比較的標高の低いコースは、高山病の心配も殆ど無く、安全で手軽に楽しむことができます。
ネパールでのトレッキング・コース
ネパールでのトレッキングコースは多数あるが、最もポピュラーなものとして、エベレスト方面のコースとアンナプルナ方面のコースに大別される。
エベレスト方面はカトマンズからルクラへ飛行機で移動し、トレッキングを始めます。また、アンナプルナ方面に行く場合は一旦ポカラへ国内線を利用して移動した後にトレッキングを開始します。
エベレスト街道
ネパールでのトレッキングのベスト・シーズン
ネパールというとヒマラヤが連想され寒冷地をイメージしがちですが、緯度が比較的低いため、標高1350mのカトマンズでも降雪はめったにありません。
気候は雨期と乾期に分かれており、旅行やトレッキングには空気が澄み山々が望める9月下旬から5月中旬の乾期が最も適しています。
しかし、滞在期間が長い場合には雨季でもヒマラヤを見られるチャンスはあり、落ち着いた雰囲気を楽しむことも出来るため、自分の休みの都合などに合わせて時期を選択すれば良いでしょう。
| タライ地方 | 亜熱帯地区であるが、3月から10月までの間は気温が非常に高く、40度以上になることも稀ではない。モンスーン期には特に雨が多い。 |
|---|---|
| ヒマラヤ 周辺地域 |
温暖な気候で、夏は日本の夏より涼しく、冬は日本の冬より格段に暖かい。 |
| ヒマラヤ 山岳部 |
冬は羽毛服が手放せないような寒さとなる。他の季節にしても暑いと思われるような気温にはならない。 |
一般に旅行者の訪れるカトマンズ、ポカラなどの気候は温暖であり一年を通じて凌ぎ易いです。
しかし、カトマンズは12月から2月の間、寒いと思われる日もあり、特に朝夕は冷え込むので注意が必要です。
ネパールの年間の気候推移
年間の気候の推移は日本と同じで、3月、4月は春、夏の期間に当たる6月から9月は雨季(モンスーン)、10月、11月は秋晴れの好天が続き、12月から2月は一応、冬の季節ということになります。
ただし、冬とは言っても、標高3000m以下の場所では、雪が降ることもなく、日中は暑いと思われるほどの陽が差すこともあります。
しかし寒期に ネパールを訪れる旅行者は、やはり、セーター、上着等防寒着が必要でしょう。
ネパールと日本の気候比較
平均気温
また、雨季には日本の梅雨よりも非常に多い降雨量となることがわかります。
ネパールへの旅のベスト・シーズン
5月中旬から9月下旬までは、雲が湧いている事が多く、滞在期間が短い場合はヒマラヤの眺望を楽しむことが出来ないかもしれません。
そのため、滞在期間が短い場合は雨季を避けて、ヒマラヤを展望できる可能性が高い10月~11月、及び3月~4月に訪れるのがベストでしょう。
しかし、雨季でも滞在期間が長ければヒマラヤを見られるチャンスはあり、逆に観光客が少ないなどのメリットもあるので空いているほうが好きな方はこちらもおすすめです。
